事業再構築補助金 第10回について
こんにちは!スタッフの木下です!令和5年3月30日に第10回事業再構築補助金の公募要領が公開されました!
今回の申請締切は令和5年6月30日と本日4月4日の投稿から約3ヶ月の期間がございます。
今までの第1回から第9回までと大きく内容が変更されておりまして、読み込むのに時間がかかりました!
まだ全部は読み込めていませんが大きく変更になった点をご紹介いたします!
①売上高減少要件の撤廃
第9回までの事業再構築補助金は新型コロナ感染症の拡大により業績がコロナ前より落ち込んでいる企業が対象になっていましたが、第10回からは売上高減少要件が撤廃され、コロナ禍でも業績が好調である企業も対象になりました。
②申請枠の変更
第1回から第9回まで設置されていた通常枠が成長枠と名称が変更されました。
名称の変更に伴った大きな変化が「新規事業に制限が設けられた」ことです
成長枠においては過去~今後のいずれか 10 年間で、市場規模(製造品出荷額、売上高等)が
10%以上拡大する業種・業態に属していることを要件としており、業界団体が我々の業界は
今までとこれからで市場規模が拡大しますから対象にしてください!と声を挙げないと
対象になりません(3/30の現時点では、飲食業や宿泊業は対象外です)
業界団体からの対象業種になるための申請も開始してますので
飲食業や宿泊業も対象になる可能性はございます!
申請受付期限
〇一次締切り(令和5年4月末~5 月上旬頃審査結果公表予定)
令和5年4月7日(金)18時まで
〇二次締切り(令和5年5月下旬~6月上旬頃審査結果公表予定)
令和5年5月12日(金)18時まで
※二次締切り以降に申請された場合は、第 11 回公募以降で対象といたします。
③ 補助額・補助率の変更
前回と比べて補助額と補助率の変更がありまして先程説明した「成長枠(旧通常枠)」ですと
旧通常枠では補助額が最大8,000万でしたが第10回からは7,000万へ減額
補助率も従来は中小企業が2/3と中堅企業が1/2だったのが
今回の成長枠では中小企業が1/2と中堅企業が1/3と大きく減少しています。
例えば総事業費3,000万の事業を行うとして、従来なら補助率が2/3なので
補助額2,000万となっていましたが、同様の事業を行う場合に
今回からは1/2なので補助額は1,500万となり、補助額に500万の差があります。
自己資金で用意する割合がかなり多くなるので事業者様にとっては痛手ですね。
□まとめ
第10回の事業再構築補助金からは成長枠では新規展開する業種は限られますが
売上要件の撤廃によりほとんどの事業者様が応募できるようになりました。
応募総数も増える中で、より採択率の高い事業計画書の策定が必要になります。
弊事務所では第7回までで27件の豊富な採択実績がございます!
第10回締切の6月30日までお時間ございますので、申請を検討されてる事業者様は
ぜひご相談ください。お待ちしております!