創業融資 事例紹介①-1 半導体事業
こんにちは!スタッフの木下です。
今回から、弊事務所に相談頂いた融資案件についての事例を紹介させて頂きます。
改めて、弊事務所での融資相談の流れは以下になります。
①融資相談(私、木下がヒアリングいたします)
②書類作成(ヒアリング内容を元に作成)
③必要書類の準備(見積書類などをお客様に準備いただきます)
④金融機関担当者様と面談(スタッフ同席にて対応いたします)
⑤金融機関担当者様との交渉(スタッフが対応致します)
⑥融資承認(金融機関担当者様と申込者様で書類の締結)
⑦融資実行(申込者様の通帳に融資金が入金されます)
今回は導入として融資案件の説明と
項目①融資相談について説明していきます。
【創業融資相談】
熊本県 H様(33歳) 令和3年12月中旬にご来店。
前職の経験を活かし、半導体部品を製造されるために独立を決意。
半導体部品製造に必要な大型機械の導入のために20,000千円の申込。
融資の内容は以下の通りとなっております。
融資実行日:令和4年2月中旬
借入内訳:10,000千円(熊本県信用保証協会 創業者支援資金)
10,000千円(動産担保/購入設備に担保設定)
申込金額:20,000千円(設備資金)
業態:個人事業主
業種:製造業(半導体部品)
取引銀行:第一地方銀行様
項目①融資相談
本件を相談頂いたH様にまずお聞きしたのは
「お名前・年齢・住所・学歴・職歴・現在の借入状況」です。
なぜ以上の項目を聞取りするのか説明いたします。
・名前
申込予定の各金融機関で現在取引があっているか調べます。住宅ローン及びその他の借入があるか。
現在お勤めされてるなら給与振込または公共料金などの引き落としがあるか等です。
・年齢
事業を継続して続けられる年齢であるか。融資期間は長期に渡る場合もありますので
同じ事業を30歳でスタートするのと60歳でスタートするのでは企業体力として大きく差が生まれます。
・住所
申込人様の住所か、事業を始める予定の住所で対応する支店が変わります。
・学歴や職歴
今回始められる事業に対しての勉強及び実務経験を積まれているのか確認します。
(例:〇〇美容専門学校卒→〇〇美容室に〇〇年勤務→独立)
・現在の借入状況
申込予定の金融機関以外で借入がある場合には返済予定表の用意が必要になります。
もし借入の状況を申告したくない状況であっても金融機関で受付する際に
「個人情報取り扱いの同意書」等の書類により
ローンの利用やキャッシングの情報を信用情報機関に問い合わせしますので
手続きをスムーズに進めるために申告が必要になります。
以上の項目を聞取りしますとお客様の基本プロフィールが出来上がります!
次回更新では②書類作成と③必要書類の準備の説明を行います!